結局、手術になってしまった。〜尿結石の手術が終わるまで。フレンチブルドッグ

■やまと-疾患と通院記録

こんにちは。

連休最終日にやまとくんが尿管に石を詰まらせ、次の日も詰まらせ病院で処置をしてもらいまた仕事に戻った後のお話です。

前回の記事はコチラ→連休最後にやまとんくんがまた。。。(シスチン結石症)

処置2回目の後から、手術が終わるまで

昼休みに処置してもらいに病院へ行った後

病院から戻り、やまとくんをケージに入れて私は仕事に戻りました。

やまとくん、疲れているようでカメラで確認してもずっと寝てくれていました。

21時半、仕事が終わって帰ると・・・

数時間ほど仕事をした後、夫と一緒に帰宅をしたらやまとくんがケージの中で結構な量のオシッコをしてくれていたので安心しました。

夕飯を直ぐに食べさせてケージから出ると、リビングのトイレでまたオシッコをしました。

が、、、出ません。

あれ?出し切ったかな?とも思ったのですが、何度も中腰になってオシッコを出そうとしている姿を見て「これはまた詰まっている」と確信。

1回で詰まる!?

もう3回目なんだけど・・・なんでやまとがこんな目にと正直思いました。

この時点で時刻は22時を回っていて、時間的に夜間救急しかありませんでした。

夕方、カテーテルを入れて頂いた時に、尿を全て出し切っていたのなら朝まで何とか我慢できるかもしれない。でも補償はない。

迷ったら必ず電話で相談は鉄則

迷って、とっくに診療が終わったかかりつけの病院にダメもとで電話をしたら何と出てくれて事情を説明。

尿量はおそらくそこまで多くはないと思うけれど、尿意があってしたいという行動をしているのならカテーテルは入れるべきと言われました。

一先ず最短で向かえる夜間救急に電話をしたところ、混雑していて2時間ほどお待ちいただくと言われました。

2時間ならかかりつけに行ったほうが早いともう一度かかりつけに電話をしたら、準備して待ってるから気をつけていらしてくださいと言って頂き、私は急いでやまとを連れて車で向かいました。

高速を使って最短で40分ほど。夜間で道も空いていて本当に良かった。

何より時間外にも関わらず、受け入れてくださった病院に感謝です。

かかりつけの病院に到着

病院に着いたのは23時。直ぐに処置をしてくださったのですがあまり良い状態ではなかった為、相談の結果そのまま手術をしていただくことに。

石が少しずつ溶けてくれれば膀胱を切る必要はなかったけれど、またいつ詰まるのか、明日も詰まって・・・1日に何回詰まるの?いつまで続くの?とやまとの体力、私の体力、金銭的な問題とずっと不安で仕方なかったです。

何度も尿管にカテーテルを入れるリスク(尿管の損傷や感染症など)も心配でしたが、

現実問題、金銭的な不安がとても大きかったです。

例えかかりつけで毎回処置ができても、交通費込みで1回約10,000円程かかり、

近所の病院で処置していただければ、1回約25,000円かかります。

夜間救急だと一回約30,000円です。

これが1日1回詰まったら・・・今回は1日2回も詰まっています(一回オシッコしただけで詰まった)

これを石が溶けるまで続けるって・・・流石に生活が成り立ちません。

先生に聞いたら、やはり飼い主さんの方が疲労や金銭的に根を上げてしまうのだとか。

大体4、5回目で手術を考えるのだそう。

やまとはたまたま3回目でもう手術しないとダメな状況になりましたが、きっと我が家も同じだったと思います。

手術が終わるまでの永遠に感じる数時間

手術が決まって書類などを書き、終わったら電話を頂ける事になったので私は一人で来た道を戻りました。

いつもの高速を何故か独りで走り、しかもこんな夜中に違和感でしかありませんでした。

不安と寂しさで泣きながら運転したのは言うまでもありません。←危険だ

自宅に着いたのは1時を回っていて、そこからリビングで一人朝まで電話を待ちました。

夫も帰りを待ってくれていたのですが、明日も仕事だったのでよもぎと先に寝てもらいました。

何をしても頭に入らないし、コーヒーをひたすら飲んで寝ないように。

写真を見ると不安になるのであえて見ず、釣り動画をひたすらボーッと見ていました。笑

電話が鳴ったのは朝の5時半頃。

無事の電話を頂いた後、シャワーを浴びて1時間だけ気絶するように寝ました。笑

結石は全て摘出、前立腺肥大の進行の為、去勢も一緒にして頂きました。

不安だった麻酔も、出来る限りの準備をして臨んで頂いたので目覚めもスムーズだった様です。

やっぱりやまとは強い子でした。

YouTubeでも載せたのですが、実際に摘出した結石はこちらです。

苦手な方、ごめんなさい

大きい石で、1.5cm前後あります。

尿管に詰まるようになったと言うことは、以前はこれより大きかったという事。

幸い、このタイプの石は棘がないので痛みはあまり感じないんだそうですが、違和感は多少感じるとの事。

ちなみに、猫さんなら尿管に詰まった石は外から壊すことが出来るのだそうです。

犬に関してはできないのだとか。何故なら雄犬さんの尿管は細長い骨に沿ってあるのでレーザーが届かないのだそう。

手術をしても終わりではない

こうして無事に手術が終わり、長かった結石問題が終わるのかと思いきや、この「シスチン結石症」は先天疾患の為、やまとくんが寿命を全うするまで食事管理やお薬の服用が必要です。

ですが、一先ず結石は膀胱に無い状態になったので「詰まる」という不安は無くなりました。

今後は、今まで通り結石になる元の結晶ができない様に定期的に検査が必要です。

素直な気持ち

2、3歳の頃にわかったこの病気。当時発見した石を綺麗に溶かし切ってから、もう10年近く経っていてうまくお薬でコントロールしていたのに。

まさかこんな事態になるなんて思っても見ませんでした。

無事に麻酔から目覚めてくれたから言える事ですが、コロナなんて流行しなければ膀胱を切ることも、何枚も何枚もレントゲンを撮ることも、何度もカテーテルを通すことも無かったのに。

チオラという薬さえ製造中止にならなければ、こんな事にはならなかったのに。

今、何か言いたい事は?と言われたら・・・

やまとくんの綺麗な膀胱と傷のない身体と、今までかかった医療費を返せー!!です。笑

まぁ、無事だったから笑って言える事ですけど。

でも、まだやまとくん以外にももしかしたら同じ状況で苦しんでいる動物や飼い主さんがいるのではないかと思うとやりきれない気持ちになります。

薬の製造再開

この問題を解決できるのは、チオラという薬の製造が開始され、人間以外の全ての動物たちに薬が処方される事以外ありません。

やまとくんにとって、チオラという薬は「命を守る薬」なのです。

1日も早い製造再開を心から望んでいます。

現在の状況

日曜日に詳しいお話を聞きに病院へ行き、今日まで病院からの連絡はありません。

と、いう事は多分経過は順調なのでは?と思っています。

問題だったご飯も、もしかしたら食べてくれるようになったのかもしれません。

もしかしたら、やまとくん。私に捨てられたとか思ってないかな?とちょっとだけ心配です。笑

意外と先生に抱っこを要求していたりしてと夫と話しています。

よもぎも少し元気を取り戻し、今朝はおもちゃを持って来て遊んでとおねだり。

食欲も戻り、全部食べられるようになりました。

ま、まさかよもたん?やまとの事記憶から消して無いよね!?笑

女は上書きする生き物と誰かが言っていた事を思い出しました。まさかね!

嬉しい再会になってくれることを切に願う。笑

最後に

YouTube、Twitterでは、励ましのコメントや温かいお言葉をかけて頂き、本当にありがとうございました。

1日も早く、また元気な2匹の姿をお見せできればと思っています。

直接ご連絡を頂いた友人の方々も、本当にありがとう。

心から感謝!!

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